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水滸伝十七

水滸伝 十七 朱雀の章  

著者:北方 謙三 発行所:集英社

ついに、最大の強敵・童貫が動き出した。

宋軍大黒柱・童貫が、梁山泊軍に対し相手にとって不足なしと認めた行動である。

童貫軍1万5千、部下の豊美(本来は豊におおざと)に本隊の指揮を任せ、董平の

守る双頭山に向かってきた。董平も自ら先頭に立ち奮戦するが、これまでの宋軍

と違い素晴らしく調練された最強部隊である。またたくまに董平が殺されて双頭

山は落とされてしまう。そして、五万の童貫軍と梁山泊全軍の激突が始まった。

呼延灼、関勝、林冲、張清、解宝、宣賛、史進、索超、誰もが童貫軍の真の強さ

に押されまくった。関勝が死に、名だたる将校も次々と命を落とす中、張清の飛礫

により負傷した童貫を守るため撤収して行き、なんとか停戦に持ち込むことができた。

そんな中、青蓮寺の高廉率いる闇軍と公孫勝率いる致死軍も今までにない大ががり

な死闘が繰り広げられた。そして、子午山で養生していた梁山泊の生え抜き魯達が、

凄まじい自害を遂げる。まさに最終決戦の火蓋が落とされた17巻。☆☆☆☆☆

水滸伝17.jpg

童貫(どうかん)・・・禁軍元帥。元宦官。

豊美(ほうび)・・・童貫の副官。

董平(とうへい)・・・梁山泊の双頭山の総隊長。

呼延灼(こえんしゃく)・・・代州将軍から梁山泊本隊総隊長へ。

関勝(かんしょう)・・・雄州将軍から梁山泊本隊総隊長へ。

林冲(りんちゅう)・・・元禁軍で梁山泊騎馬隊総隊長。

張清(ちょうせい)・・・元遼州の傭兵隊長から梁山泊本隊総隊長へ。

解宝(かいほう)・・・解珍の息子。重装備部隊隊長。

宣賛(せんさん)・・・元関勝の軍師より、全体の実戦軍師へ。

史進(ししん)・・・九紋竜史進。九竜寨の遊撃隊長。

索超(さくちょう)・・・騎馬隊隊長。

高廉(こうれん)・・・青蓮寺の諜報組織の隊長。

公孫勝(こうそんしょう)・・・梁山泊諜報組織・致死軍総隊長。