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2017年10月12日

楊令伝 一 玄旗の章

楊令伝 一 玄旗の章

著者:北方謙三 発行所:集英社

 

梁山泊炎上・陥落から三年。宋江から替天行道の旗を託されて北へ消息をたった楊令。

そして、各地に潜伏した梁山泊軍の生き残りの漢たち。呼延灼・張青・史進は、それ

ぞれ2千の流浪の軍を組織していた。

梁山湖に沈めて隠されていた大量の銀。青蓮寺が、梁山泊のあらゆる場所を捜したが、

軍資金が見つからない。残すは梁山湖の湖底しかないという情報を掴かみ深夜、燕青

や李俊は、五艘の船で、約100個の大きな甕を引き上げた。梁山泊残党が集まり、この

大量の銀のさらなる隠し場所を検討している所に現れたのは、なんと顔にひどいやけど

を負い、片目も潰れていたが、間違いなく死んだと思われていた呉用の声であった。

しかし、宋江のいない今、呉用では頭領にはなれない。

宋の国境を超えたはるか北の金国の帝阿骨打。遼との戦いで急速に力を拡大していった。

その原動力は阿骨打の弟で幻王と名乗る集団の凄まじい戦闘力であった。

武松、燕青は、消息をたった楊令と幻王を結ぶべく北へ向かった。☆☆☆☆☆

楊令伝@.jpg

宋江(そうこう)・・・梁山泊の頭領、陥落時に死去。

楊令(ようれい) ・・・元林冲騎馬隊総隊長。楊志の息子。

呼延灼(こえんしゃく)・・・元本隊総隊長。

張青(ちょうせい)・・・元本隊総隊長。

史進(ししん)・・・元遊撃隊隊長。

燕青(えいせい)・・・元闇塩担当。体術の達人。

武松(ぶしょう)・・・虎をも打ち倒す拳の持ち主。

呉用(ごよう)・・・梁山泊軍元軍師。

阿骨打(あくだ)・・・金国の帝。