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2018年08月28日

もののふ戦記

もののふ戦記

著者:長谷川 卓 発行所:ハルキ文庫

 

戦国屈指の名将「武田信玄」、まだ晴信と名乗っていた天文19年、1550年。

物語は、連戦連勝の晴信が、村上義清に上田原の戦いに続いて、二度目の負け

を喫する「砥石崩れ」からの逃亡の話である。

武田二十四将の一人、猛将でなる横田備中守高松。横田備中の俸禄は、三千貫文。

その家来の家来の家来の立場となる俸禄十六貫文の雨宮佐兵衛36歳と小者の半助

62歳との話である。大惨敗を喫した砥石崩れ、村上義清の反転により、窮地に陥

った晴信。何とか影武者により命からがら脱出したという記述も残っています。

その殿を務めた横田備中、この戦いで討死してしまいますが、家来たちにも壮絶で

過酷な運命が待っていた。

名もなき足軽と戦場に随行して身の回りの世話をする小者の視点から描いた大変面

白い作品でした。☆☆☆☆☆

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